INFATUATOシンドローム 2




しばらくしても二人が固まったままだったので、カバンからお弁当や筆箱を出して、授業の準備までした。

カタンッと椅子に座り、何か言い出すのを待っていると…


翼「髪がねぇ!!」


突然喋りだし、そんなことを叫び出した


璃夢「だから!なくないって!ちゃんとあるでしょ!?」


突然喋ったと思ったらなんてことを言うんだ!


雪「…バッサリいったな」


うぅ…正常な言葉くれたの雪くんだけだよ…。

そう、もう分かってただろうけど、私は腰まであった長い髪をショート?まで切ったのだ

せっかくここまで伸ばしたんだからショートに切るのはもったいないってレイカさんは言ったんだけど……あ、髪を切ってくれたのはレイカさんなんだ


あのあと…



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──────
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璃夢『すごく運命感じました!』


レイカ『へっ?』


そう言うとレイカさんは顔を真っ赤にさせた


レイカ『そ、そんなぁ運命だなんて〜』


璃夢『いえ!これは運命だと思います!』


だって!レイカさんなら!美容師のレイカさんだからこそ!



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