INFATUATOシンドローム 2



レイカ『勿体ないわ〜!………うーん…』


勿体ないと言った後に何かを考えるようにうなり始め、しばらくして『そうだ!』と言って手のひらをぽんと叩いた

そして


ガシッ!

璃夢「ほえ?」


私の肩を掴んできた


レイカ『私のお願いを聞いてくれたら、“ タダ ” で髪をカットするわ』


タ、タダ!!?


璃夢『そそそそ、それは本当ですか!?』


レイカ『えぇ、嘘はつかないわ』


レイカさんのお願いを聞くだけで髪を切ってもらえるの!?

ちょ、ちょっと待て!落ち着くんだ私!お願いを聞く…これは悪魔の言葉と思った方がいい…。

前回も前々回も、私はこれで痛い目…というほど痛い目ではないけど…少し『はぁ』とため息をつきたくなった。

だからここでは……こ、言葉を飲み込みっ…例えっ、タダにならなくともっ…クッ


璃夢『おお、おね、おね…お願いとはっ…どう言った内容でしょうかっ…』


レイカ『……どうしてそんなに苦しそうなの?』


だっ、だって…タダが無くなるとかんがえるとっ…くぅうぅううううう…



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