INFATUATOシンドローム 2
レイカ『ホントにショートでいいの?もったいないんだからボブにしましょーよ』
璃夢『いえ!僕は男らしくなるためにショートがいいんです!』
レイカ『うーん…(顔が女の子だから何しても男らしくはなれない気がするんだけどなぁ?)』
何か言いたげなレイカさんだけど、短くするって決めたから譲れない!
レイカ『……後悔しないわね?』
璃夢『はいっ!男ですから!』
レイカ『男でも後悔するものよ?』
璃夢『あー…いいんです!後悔しません!』
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そうして私はタダでレイカさんに髪を切ってもらうことが出来たのだ。
翼「でもいきなりどうしたんだよ…。っ!まさか失恋でもしたのか!?」
璃夢「へ?」
雪「その発想は古くないか?」
翼「んなことねぇよ!璃夢、誰が好きだったんだ!?」
雪「そこは『気にするなよ』とか言えよ。好きなやつ気になるとか中学生か」
翼「だって俺ら毎日のように璃夢と一緒にいたわけだぜ?それなのに、女の影があるとか……っ!もしかして相手はこの学校の生徒か!?」
璃夢「………へ?」
この学校の生徒って……男の子?本当の私は女の子だから男の子と恋愛してもおかしくないけど…今の私は男だから…
えぇ!!?それ可笑しいよ!
雪「あぁ、なるほどな」
璃夢「へ?!」
なんで雪くんも納得してるの!?そこは『それはねぇだろ』の一言ぐらい言おう!?
その役目は雪くんの役目だよ!