INFATUATOシンドローム 2


璃夢「妹、可愛すぎるから紹介したくなかった!!」


苦しいっ、苦しすぎる言い訳だァ!!

元はと言えば荘司さんが『妹のものだ』って言い訳すればいいって紙に書くから!




翼「ぷっ、くく、なんだよそれ!お前シスコンかよ」


クスクスと笑う声が聞こえた

えっ?もしかして誤魔化せた?


翼「なるほどなぁ。けど、なんで妹のが入ってんだ?」


璃夢「い、イタズラじゃないかな?」


翼「ふーん。じゃあこれは洗わなくていいんだな?」


璃夢「う、うん!びっくりさせてごめんね?」


翼「いや、気にすんな!意外な情報仕入れたしな」


璃夢「は、ははっ」


翼「じゃあゆっくり浸かれよ」


璃夢「ありがとう」


パタン

そして翼が出ていったのを確認して…


璃夢「はぁぁぁぁ…………良かったぁ」


大きくため息をつく

とりあえず誤魔化せたぁ……これで退学の危機は免れたわ!

はぁ…冷や汗かいた。


璃夢「もう一回だけ体洗おう」


そしてもう一度体を洗い、湯船に浸かってから上がった


ガチャ

璃夢「翼、長風呂しちゃってごめんね!」


借りたタオルで髪を拭きながら翼に言った。


翼「おー!って、なんで髪乾かしてねぇんだよ」


璃夢「えっ?だって翼待ってるから」


翼「湯冷めしたらどうすんだよ」


そういった翼はリビングを出ていった


璃夢「?」


どこ行ったんだろう?トイレ?

そう思っているとすぐに翼は戻ってきた。その手にはドライヤーが握られていた


翼「ほれ、乾かしてやるから座れ」


璃夢「えっ?いいよ!翼はお風呂行ってきなよ!」


買い物してる時疲れ気味だったし、これから勉強教えてもらうんだもん。これ以上疲れさせたらダメだよ!


翼「いーから座りなさい」


璃夢「はい」


命令口調で言われるの慣れてないからついつい従っちゃうんだよね

翼の言う通りにして座布団の上に腰を下ろした


翼「ったく、風邪ひいたら再テスト受けらんないだろ?」


うぅ、出来れば受けたくないんだけど…


わしゃわしゃっ

璃夢「うわっ」


翼が乱暴に髪をタオルで拭く


璃夢「う〜ぐわんぐわんする〜」


翼「風邪か?だから早く乾かせって言っただろ?」


貴方の拭き方のせいよ!?まぁ拭いてもらってるだから文句は言わないけどさっ!

< 39 / 577 >

この作品をシェア

pagetop