INFATUATOシンドローム 2

多分、小さな声で言ってるから聞こえてないと思ってるだろうけど…しっかり聞こえてます。


璃夢「雪くん、僕、絶対に勝つから応援しててね!」


雪「………俺は別にお前がどこに行こうとどうでもいい」


うぐっ…またそんな胸に突き刺さるような言葉をっ。

戦う前に倒れちゃいそうだよ…。


雪「…俺はお前がどこにいてもダチでいてやる。………だから安心して戦え」


顔を真っ赤にして、私から顔を逸らすようにして言った雪くん。

まさか雪くんから暖かい言葉が来るとは思ってなかったので拍子抜け?というものをしてしまった


雪「チッ。そのマヌケ面をさっさとやめて屋上に行け!」


照れ隠しなのか、乱暴な言葉を使う雪くん。

それでも私は嬉しかった


璃夢「っうん!!」


翼からも雪くんからも熱い言葉を貰った。

絶対に勝ちたい。みんなとこれからたくさんの思い出を作るためにも!













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