INFATUATOシンドローム 2
璃夢「えっ!これ翼の手作り!?」
翼「おう。つか、それには気づいて無かったんだな」
いや、確かに手書きっぽいけど!
璃夢「字、上手くない!?」
私の知ってる男の子の字ってもっとこう…へにょへにょで、ぐちゃぐちゃで、ぐるぐるで…
璃夢「………。」
翼「どうした?いきなり固まって」
苦笑しながら問いかけてくる翼に私は思った
璃夢「翼ってギャップヤバいよね」
翼「マジでこういう時だけ英語の使い方合ってんのがムカつくよな」
あれ?口に出してた?思っただけなんだけど…
翼「はぁ…とりあえず勉強再開するぞ」
璃夢「あ、うん!」
翼「分かんなかったら聞けよ?」
璃夢「はーい!」
そして気が付けば11時
璃夢「くぁ…ふぁ〜」
眠い…いつも就寝10時だから、ものすごく眠い…
カクンカクン
璃夢「……っ……ふぁ…」
翼「璃夢?」
璃夢「っ、ふぁ…ん?」
翼「眠いんだろ?」
璃夢「ねむくない…」
翼「無理すんなって。今日はここまでにしようぜ?あと二日あるし」
璃夢「ん……」
カクンッカクンッ
翼の言葉を聞いて返事をしたつもりだったけど
うぅ…眠いっ…
翼「全く、世話が焼けるな」
呆れ顔をしながらも翼は私の勉強道具をしまってくれた
璃夢「あぅ…ありやと……」
あれ?真っ暗で翼の顔が見えない
璃夢「もぅ…電気消しちゃったの?」
翼「イヤ、お前の目が開いてないだけだ」
あぁ、そういうことか
翼「ほら、布団行くぞ」
璃夢「あいあいさー…よいこら…せ…」
机に手を置いて立った。そしてゆっくりダイブ
ダンッ!
璃夢「ふっかふっか布団〜」
翼「そこフローリング!柔らかいどころか硬ぇから!しかもスゲェ音したけど大丈夫か?」
もうダメだ。おやすみなさい…
翼「おい、璃夢?」
動かなくなった璃夢の肩を揺らす翼。
翼「はぁ…マジで寝たわけ?風邪ひくっての」
そして翼は璃夢の髪を結っているゴムを解き、お姫様抱っこをした
翼「うわっ、軽っ。男ならもっと体重あった方が寝技したとき有利なんだけどな?」
『明日はもっと食わせねぇとダメだな』
と思った翼だった。