INFATUATOシンドローム 2


翼「へぇ〜リンちゃんって言うんだ…」


雪「それで、ききたいことがあるんだが」


翼「待て待て!俺まだ言いたいことあったんだけど!?」


雪「はいはい。俺ら今から遊ぶ予定なんだが、璃夢は家にいるのか?」


翼「だーから!俺に話させろ!?」


すると二人はいつものようなコントを始めた。

私とは初対面なはずなんだけど…二人は初対面の人の前でもこんなに面白いコントをするんだね

そう思うとなんだか面白く思えて笑ってしまった


翼「っっ///ほ、ほら!お前のせいで笑われただろ!?」


雪「悪いな。翼の顔が面白くて」


翼「はぁ!?いきなりなんで俺ディスられてんの!?」


璃夢「ふふふっ」


ホントに二人とも面白いなぁ〜。あぁ!そうだ!雪くんに質問されてたんだったね!

えっと…璃夢は家にいるかだったよね…。うん!居るわけないね!ここにいるから!

もしかして遊びに誘おうとしてくれてたのかな?それは申し訳ないことをしたな…。


璃夢「実は」


あ、この場合私は私のことをお兄ちゃんとか言った方がいいのか?妹なんだし。


璃夢「お兄ちゃん、朝から家を出てて」


翼「あー、そうなのか。どこに行ったんだ?」


雪「おい。プライベートだぞ」


翼「うわっ、雪が難しい言葉使った」


雪「うるせぇ。」


璃夢「えっと…どこに行くとは聞いてなくて…」


そうだ。何ひとつとして嘘は言ってない。

家を出てるのは本当だし、聞いてないのも当たり前だし。うん!嘘じゃない!

《都合がよすぎる》



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