INFATUATOシンドローム 2



翼は朝ごはんを食べ終え、12時になったらご飯にしようと予定を立てた私たちは再び勉強を始めた



翼「あ、そこ間違ってる」


璃夢「えっ?嘘?」


翼「マジマジ。計算ミスってる。コッチに移行させたらプラマイ逆になんだろ?」


璃夢「あ、そっか。」


毎回忘れちゃうんだよね、プラスとマイナスを逆にすること。



ピンポーンッ


二人で黙々と勉強していたら、家のチャイムが鳴った


翼「誰だ?」


翼はドアモニターを方に歩いていった。しかし…


ピピピピピンポーンピピンポーン


璃夢「っ!せっかちだね!」


何度もチャイムを鳴らす訪問者。

そんなに押さなくても分かると思うんだけど…もしかしてオネェさん…じゃなくてレイカさんかな?

なんだか、チャイム連打しそうなイメージある

《失礼極まりない》


ピッ

翼「っんだよ!うっせぇな!!」


『ちょ、そんな怒鳴ることないじゃん!』


ドアモニターの方から聞こえた声には聞き覚えがあった。


璃夢「時雨?」


ドアホンから聞こえた声は確かに時雨だった。


翼「なんで来たんだよ。」


時雨『なんでとか酷くない!?せっかく勉強手伝ってあげようと思ったのに〜!』


翼「………お前邪魔するために来ただろ?」


時雨『そ、そんなこと!ない…よ?』


歯切れ悪いな。


翼「こっちは真剣なんだよ。帰れ帰れ」


時雨『イヤだー!入れて入れて!入れてくれるまでピンポン連打してやるんだから!』


ピピピピピンポーンピンポンピンポンピンポン


璃夢「う、うるさい…」


よく周りの人に怒られないね、時雨。


翼「ダァー!うっせぇ!入れてやるから押すのやめろ!」


時雨『とかいってホントは入れてくれないんでしょ!』


翼「誰が嘘つくか!マジ今から開けるからピンポンやめろ」


時雨『はーい!』


会話中でもピンポンを押し続けていた時雨だったけど、扉を開けると言われた瞬間押すのをやめた

会話する時ぐらい押すのやめた方がいいよ?会話が全然聞こえないから


翼「はぁ…」


ため息が聞こえて翼を見てみるとすごく疲れた顔をしていた

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