INFATUATOシンドローム 2
璃夢「確かに飴ちゃんだけじゃないのはいいですが、ちゃんと炭水化物を食べてください」
炭水化物とらないと、集中力とか切れるの早くなるんだから!
由宇「ごめんね、璃夢くん…。食べさせようとしたんだけど、コンビニの食べ物は不味いって言って…」
コ、コンビニが不味いって!?………私もあんまり食べたことないから知らないけど…。
そっか…コンビニの食べ物は口に合わなかったか…。それなら仕方の無い………なんてことにはなりません!!
璃夢「それなら自分で作るとか、透さんに作ってもらうとかしてください!」
理緒「えー、だって透弁当作ったことないって言うし〜?」
えぇ!?そうなの?……じゃあ胡桃先輩と買いに行ったお弁当箱は、ペット契約解約後は使われてないのか…。
理緒「ハムスターちゃん、また俺のために作ってよ〜」
確かに…作ってあげた方がいいのかな…。作るお弁当がまたひとつ増えたぐらいじゃ変わらないし。
璃夢「い…むぐっ!」
『いいですよ』と言おうとすると、誰かに口を抑えられてしまった
ゾクッ
璃夢「んんっ!」
連れ去られそうになった時のことが脳裏に浮かび、冷や汗がどんどん出てくる。
なっ、どうしようっ!なんでなんで!?
私はとりあえずその手を振り払って立ち上がり、口を塞いできたであろう人に殴りかかった