INFATUATOシンドローム 2




時雨「分かってくれればいいんです。だから私たち入ってもいいですよね?」


レイカ「そうね〜…つーちゃんがちょっと可哀想な気もするけど…取られる心配はないからOKっ!引き止めてごめんね〜お幸せに〜っ!」


そう言ってレイカさんはスキップをしながらいなくなった


璃夢「って!オッケーじゃない!!」


全然良くないよ!!

レイカさんが去ってから私は時雨に言った


璃夢「なんでまた新しい誤解を生み出していくかな!!」


私は時雨の肩を掴んだ


璃夢「撤回撤回!!ダメだよ!そんな嘘ついちゃ!」


時雨「え〜?璃夢は私と付き合うの嫌なの?」


璃夢「僕が嫌とかじゃなくて!時雨のことを大切にしてくれる人は他にいるよ!僕じゃダメ!」


そう簡単に決めちゃダメだよ!しかも私女だし!時雨の彼氏にはなれないっ!


時雨「璃夢は私を大事にしてくれないの?」


私の顔を下から覗き込むようにして見る時雨


璃夢「ちゃんと隠せる自信がない…」


自分の性別を隠すことでさえ大変なのに…時雨にバレたら余計に大変なことになる気がする!

《【秘密を】隠せる自信が無いらしい》


時雨「隠す?……あっ、もしかして一年のトップだから彼女いるのバレると私が狙われるのを心配してるの?」


………ん?


時雨「そっか…璃夢、私のこと心配してくれてたんだね!」


あ、そっか!そっちもあるね!ホントだ!狙われるんだ!

《自分の身より気づいて欲しいところだ》

こういう所がスマートじゃないよね…男の子ならちゃんと紳士にならなきゃ!


ガチャ

そんなことを考えてると玄関の扉が開いた


翼「お前らもう30分は経ってんだけど?」


あまりにも入ってくるのが遅いのに痺れを切らした翼が部屋から出てきた

えっ!もう30分も経ってたの!?人と話してると時間を忘れちゃうわ…


翼「早く入れよ」


そう言って扉を開けて待っててくれる翼


時雨「はいじゃあお邪魔しマースっ!」


璃夢「ありがとう、翼。」


しかも出てくるタイミングナイスだよね。もう少し早かったらレイカさんと鉢合わせてややこしいことになってたに決まってるもん

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