INFATUATOシンドローム 2



璃夢「おーい翼!雪くん!ごめんね〜!」


そして私は角からひょっこりと顔を出してそう叫んだ。

すると思ったよりも近い距離に翼がいてビックリした。


翼「おぉっ!お前そんなところにいたのかよ!」


雪「なんで教室にいないんだよ。動いてないと落ち着かねぇのか」


璃夢「あははっごめん。犯人らしい人捕まえようとしてて」


だからカバンとか教室に置きっぱなしなんだよね。

そしてカバンを取りに行くべく教室に向かおうとしたが…


パシッ!

翼「っ犯人が分かったのか!?」


翼に止められた。


璃夢「あ、ううん、犯人が分かったわけじゃなくて、逃げてくのが分かったから追いかけたの」


雪「それで?顔は見たのか?」


璃夢「ううん…走り去る音しか聞こえなくて…姿も見えなかった」


だからこの学校の生徒なのか、外部者なのかも分からない。

まぁ外部の人がいたとしたら大事だけどね。


翼「…そっか………。」


そう言ったんだけど、翼はなにか考え込むように顎に手を添えた。

どうしたんだろう…?なにか気になることでもあったのかな?


龍虎「八重樫たちがいるなら大丈夫だな。気をつけて帰れよ」


曲がり角から出てきた月城先輩は私の頭をポンといつものように撫でると階段を降りていった




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