INFATUATOシンドローム 2



やっぱり優しいな、月城先輩は。

そう思って階段をおりていく月城先輩を眺めていた。


翼「…なぁ、璃夢?」


璃夢「ん?」


私は顔を翼の方に向けた。


翼「犯人らしき人はどっちに走っていったんだ?」


璃夢「今、月城先輩が出てきた方向だよ?」


翼「………ふーん。」


え、なにその意味深な『ふーん』は。なんで聞いたの!?なんでそんな反応なの!?

気になったので翼に『気になります!』という視線を送ったが無視された


翼「おら、帰るぞ」


そして翼は教室の中へと入っていき、私もあとを付いていくと私のカバンと弁当箱を持って廊下に出た


璃夢「ちょ、ちょっと待ってよ!?」


どうしたのいきなり!なんでそんなに急いでる!?しかも不機嫌に見えるのは私だけ!?

すでに雪くんは階段を下り進めており、翼もどんどん階段をおりていく。


璃夢「なんで急いでるのー!?」


なんて疑問を口にしながら私もあとをおって階段をおり、玄関に向かった


そして校門につくと、もう荘司さんの車が停めてあった。


荘司「おー、おせーぞ?何してた」


えー、五分くらいしか遅れてないよ…。荘司さんが怒ってるって分かったから翼は急いでたのかな?



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