INFATUATOシンドローム 2

時雨「……雪より馬鹿なヤツっていたんだな」


璃夢「しみじみと言わないで!悲しくなってくる…」


分かるようになってきたから次のテストは大丈夫だもん!きっと!多分!


璃夢「でもね、仕方ないんだよ!」


時雨「言い訳ですか?」


璃夢「そうかもしれないけど違うの!僕が使うとパソコンが動かなくなるんだよ!」


時雨「動かなくなる?」


璃夢「そう!キーボード押しても、マウス動かしても固まって動かなくなるの。」


翼「そうなのか?」


これ、ホント!たまに、a押したのに@が出てくることもあるもん!ほんと、おかしいよね?

私の使ってる席のパソコンだけ壊れてるんだと思う!


翼「でも、うちのクラスヤツが使ってる時は普通に動いてるぜ?」


璃夢「へっ?」


ちゃんと動いてるの?固まったりしない?


翼「フリーズしたって先生呼ぶやつはいねぇけど…」


璃夢「嘘!?」


私、毎度毎度『止まったよ〜!動かな〜い!』って叫ぶんだけど…?


翼「お前、体から変な電波出してんじゃね?」


璃夢「あっ、翼もそう思う?僕も実はそうなんじゃないかなって思ってたの!」


私の時だけ固まるなら尚更そうだよ!きっと私の体から謎の電波が出てるから固まったり違う文字が出てきたりするんだよ!


時雨「……………誰かがいじってたとかじゃないの?」


璃夢「…僕のパソコンが動かなくなるように?」


時雨「有り得なくはないよ?学校で与えられる個々のアカウントって簡単に特定できるし」


アカウントってログインするときに使うやつ?
確かに簡単だよね。入学した時の西暦とクラス番号、出席番号組み合わせただけだもん!


時雨「璃夢のアカウントにだけ変なウイルス流し込むとか」


璃夢「ウイルス?病原菌?」


時雨「う〜ん……まぁそうだね。風邪みたいなものだね。ウイルスが入ると動きが悪くなったり、個人情報を漏らしたりするんだよ」


へぇ〜、じゃあやっぱり私アカウントにはウイルスがいるってことなのかな?


翼「でもよ、一応京極ってまだ進学校なんだぜ?そう簡単にウイルスが入り込めるのでようなセキュリティじゃねぇだろ」


時雨「えっ、あのヤンキーの吹き溜まり高校って進学校だったの?」


ヤンキーの吹き溜まりって…そうじゃない子もいるよ?玖音とか!


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