INFATUATOシンドローム 2
時雨「璃夢、分かってないみたいだね。教えてあげるよ、危ない仕事って言うのはね」
翼「危ねぇ仕事なんてしてねぇよ!女だって言うなら少しは恥じらえ!?しかも、何も知らねぇやつに教えるほどのことでもねえ!」
そう言って翼わ私の後ろに回り込み、私の耳をふさいだ
璃夢「翼?」
翼「いいか?聞いたらダメだ。知らない方が幸せってこともあるんだ」
………危ない仕事って一体……。
しかも翼が耳塞ぐから翼が何言ってるのかも聞こえない
璃夢「何?翼?」
翼「あ?だから知らなくてもいいこともあるんだって」
………何言ってるのかホントに聞こえないんですけど
時雨「分かった、分かった。もう言わないから。で?どこからお金が出てきたの?」
時雨が何か言うと翼は私の耳から手をどかした
おう、これでやっと二人の会話が聞ける
翼「別に汚い仕事して集めたわけじゃねぇよ。株だよ、株」
カブ?カブってあのカブ?
璃夢「カブならやっぱり漬物かな〜」
昔はよくおばあちゃんが作ってたな〜。って言っても小学生の時までだけどね。
カブを作って売るだけで50万円貯められるのか…おばあちゃんはお金持ちだったわけだ…。
お母さんと相談してみよ!
翼「あー、イヤ、璃夢?カブって野菜のカブじゃねぇからな?」
璃夢「えっ!違うの!?」
凄い驚きなんだけどっ!野菜のカブ以外にカブってあるんだね、知らなかったよ
璃夢「じゃあスイーツ?」
時雨「違うよ」
璃夢「じゃあお魚?」
時雨「食べ物じゃないって!」
璃夢「食べ物じゃないの?……じゃあ花だ!」
時雨「それも違ぇ!!」
じゃあなんなのさ!!分かるわけないよ!
翼「カブはカブでも株式って言うんだけど」
璃夢「カブシキ?何?家具とか雑貨?」
時雨「………………。」
翼「………………。」
えっ?なんで二人共黙るわけ?当たってるの?それとも違うの?
カブシキって何!!
時雨「……はぁ。株式会社って聞いたことない?」
璃夢「うん、聞いたことあるよ?……あぁ!その株式なんだね!」