INFATUATOシンドローム 2
『これからはお前が授業をやればいいさっ!』って言われたし…
うん。アレは酷いことしてしまったな…うん…
家庭科のテストは100点取っちゃったし……
《嫌味か》
こりゃ、嫌味だよね。うん。ホントに酷いことした
時雨「ねぇねぇ!今度は私の家に泊まりに来てよ!それでまたご飯作って!私、璃夢の料理のファンになっちゃったよ!」
ファンって…そんな大袈裟な!
璃夢「こんな料理でいいならいつでも」
時雨「コラコラ!自分の料理を卑下にしない!すっごく美味しいんだから自信もって!」
そう言ってまた美味しそうに生姜焼きを口に運んだ
そう言って貰えると嬉しいな…
璃夢「でも、時雨の家に泊まることは出来ないかな」
時雨「えぇ〜!?なんで!?翼くんの家はいいのになんで私の家はダメなの!?どうして!?」
時雨の家が悪いんじゃない…そうじゃなくて……
璃夢「僕、雪くんに嫌われちゃってるから…」
時雨「はっ?」
翼「はぁ…」
反応はそれぞれだけど今の私は気にならない。というか気にすることができない
時雨「そ、それ本気?」
璃夢「うん……女みたいだから嫌いだって言われたし…退学しても別に構わないって……」
はぁ…思い出したらかなしくなってきた…
璃夢「ゴメン!今のは忘れて!ってことでご馳走様でした」
時雨「えっ?お肉食べてないじゃん!」
璃夢「二人で食べて?僕、お腹いっぱいになったからさ!」
お腹いっぱいというか胸いっぱい?
璃夢「ちょっと散歩してきていい?」
翼「食後の散歩って老人かよ」
璃夢「ははっ!でも気分転換も大事なんでしょ?」
こんな暗い気分じゃ勉強やる気にもなれない。切り替えないとね
というわけで私はマンションを出た
ふぅ…マンション出たはいいけど、どこに行こうかな?う〜ん……とりあえず遠くに行かない程度にブラブラしよう
というわけで適当に歩き始めた
璃夢「あれ?」
忘れてました。今の今まで…私って
璃夢「方向音痴だった」
方向音痴なんですよ。はい。というわけで……
璃夢「迷子?」
絶賛迷子中!