INFATUATOシンドローム 2



コッチの繁華街は地下にお店があるみたい。どのお店を見ても入口から下に繋がる階段が伸びてる。

あとあるのは大きなホテルとか?誰もここら辺になんて宿泊しないよ。見るからに周りガラ悪い人しかいないし。

繁盛してるのかな?

《純粋とは時に恐ろしい》


そんなことを考えながらキョロキョロして道を歩いた


ドンッ

前を見て歩かなかった所為か、人にぶつかってしまった


璃夢「あっ、ご、ごめんなさいっ!」


直ぐに顔を上げ目の前の人を見て謝った。

そして驚いた。


「あ?…っ!璃夢!?」


だって目の前でぶつかった人が


璃夢「荘司さん!!??」


私の伯父さんの荘司さんだったから。


璃夢「な、なんでココに!?」


しかもなんで黒スーツに赤いシャツ?センス無いな。いつもより髪型しっかりセットされてるし。


璃夢「あ、もしかしてお仕事中?」


似合ってないとは言わないけど……なんかガラ悪い人達と変わらない気がする?


荘司「あぁ、仕事中だが…お前なんでこんなところにいんだよ!」


凄い形相で怒鳴られた


璃夢「えっ?繁華街にいたらダメなの?」


荘司「繁華街自体はダメじゃねぇけど、この繁華街はダメだ!」


えぇー?繁華街なんてどこも変わらないでしょ?

いつもの繁華街よりガラの悪い人もキラキラした人も多い気がするけど、ヤンキーボーイとヤンキーガールがいるのはどこも一緒でしょ?


荘司「はぁ…とりあえずココから出るぞ。もっとフード深く被れ」


グイッ
璃夢「うわっ」


そう言った荘司さんは私の服のフードを下に引っ張ると私の腕を掴んで歩き出した


璃夢「ね、ねえ!どこ行くの!?」


荘司「だから繁華街から出るっつってんだろ?」


いつにも増して口が悪いよ!?なんで!?怒ってるの?


璃夢「しょ、荘司さん?」


呼びかけてみるが


荘司「ったく。あのウィング野郎は何してんだ?」


ウィング野郎?……………誰?


荘司「スノーマンもだ。どうせツンケンした態度とって璃夢のこと傷つけてんだろ。」


スノーマン?雪だるまですか?………今夏だよ?



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