INFATUATOシンドローム 2




荘司「……仕事は大丈夫だ」


璃夢「明らかに妙な間がありましたけど?」


大丈夫じゃないんじゃん!なんの仕事してるか未だに知らないけど…


荘司「気にするな。それに、ウィング野郎とスノーマンに一言言いてぇしな。」


一言言いたい?翼と雪くんに?


璃夢「それなら僕が伝えておくから!」


荘司「あ゙ぁん?僕だァ?」


あ、荘司さんと居る時は【私】って言わないとダメなんだっけ!?

でもココ学校の近くだし!!誰に聞かれてるかわからない!


璃夢「とにかく!仕事に支障が出る前に戻ってください!!」


必死に荘司さんを言い聞かせた。

そして


荘司「………はぁ…分かったよ」


荘司さんが折れました!!


荘司「………何かあったら連絡しろよ…」


そう荘司さんは頭を抱えながら言うけど……


璃夢「…連絡手段を持ってません」


私はスマホというものを持っておりません


荘司「だぁああああ!そうだった!!」


そう言うと叫びながらしゃがみ込んだ


荘司「アイツらと連絡先交換なんてさせたくなくて必要ねぇって買わなかったけど!まさかこんな形で苦しむことになるなんてっ!!」


……いつもは叫ばない大人びた荘司さんが…子供みたいに見える…。

なんか、入学式の日に元ヤンキーだと知った時と似たような気持ちになるよね。


荘司「はぁ…とりあえず俺のスマホ持っとけ」


そう言って私に黒いスマホを渡した。


璃夢「えっ?でも荘司さんのは?」


私に携帯渡しちゃったら荘司さんどうするの?


荘司「俺は仕事用のスマホがある。」


そう言って見せたのは全く同じ機種で同じ色のスマホ

ブーッブーッ

するとタイミングよくスマホが鳴った。

……私の持っている方の……


璃夢「えっ?えっ?」


な、なに!?なんで震えてるの!?

《スマホを持ったことがないので電話がかかってきたことが分かっていない》


荘司「なんで俺の方の?ゴメン璃夢。貸して?」


そう言われたのでスマホを渡す


荘司「あーもしもし?………ユミちゃん?えっ?どうした?何かあったの?」


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