INFATUATOシンドローム 2


理緒「いつもいつもお金だけ置いてあって自分で買って食べなさいって。」


……それは育児放棄?イヤ、でも高校生だし…。でもでも、まだ未成年だから子供であることに変わりはないし…


理緒「知ってると思うけど、俺んちの親【CHARM】の社長なんだよね。」


CHARMの社長?

・・・・・・・。


璃夢「えぇぇえええええええ!!!?!?」


CHARMの社長の息子!?CHARMってアレだよね!?【恋するシリーズ】を産んだ会社!

《皆さん覚えてますかね?恋するシリーズ》


理緒「アレ?知らなかった?」


知らないよ!?なんでさも当然のようにカミングアウトしてるの!?

《ビックリすると語彙力が上がるらしい》


理緒「まぁそうなんだよ。とりあえず。」


璃夢「ほぇ〜そうなんですね……。」


理緒「……。」


璃夢「……。」


ん?これは何の間?また何か変なことしちゃった?だから胡桃先輩固まってる!?


理緒「……珍しい。媚売らないの?」


コビ?コビって何?

言葉の意味は分からないけど、やっぱり私がそのコビというものをしなかったから固まってしまったようだ。


理緒「あ、意味わかってない顔してるね」


うわっ、私そんなに顔に出てる?


理緒「媚びって言うのは気に入られるようにするために機嫌取りすることかな」


なるほど。コビは機嫌取りすること。よしっ!賢くなった!

それで『コビ売らないの?』って質問だったっけ?


璃夢「えっと、こんなこと言ったら図々しいかもしれないんですけど…どちらかと言うと胡桃先輩には気に入られてる方だと思ってて…」





…………うん。図々しいな。てか!よくそんなこと本人の前で言えたな!私!


理緒「なるほどね〜」


胡桃先輩、納得してるし!?


璃夢「わぁあああ!ごめんなさい!嘘です!嘘なんです!図々しいこと言ってごめんなさい!」


理緒「えっ?嘘なの?」


璃夢「えっ…」


そんな真顔で聞き返されると思ってなかった…。しかも私の言ったこと真面目に受け取ってくれたんだけど


璃夢「……嘘じゃないです…ごめんなさい…」


なんかもう訳分からなくなっちゃった…。変に謝っちゃったし…。

《作者も訳分からん》


理緒「やっぱりハムスターちゃんはハムスターちゃんだ。俺の目に狂いはなかったよ」


何故か嬉しそうな顔をして私を見つめる胡桃先輩。
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