INFATUATOシンドローム 2
理緒「アイツら忙しいらしいからさ。酷い時には『口座に金振り込んだから好きにしろ』だから」
……てことは結論、忙しいからご飯を作ってもらえないってことだよね。
しかも今の話聞くと、家族でご飯食べることも無いってことになるけど…
理緒「ってことで、ゴメンね?あまりにも久しぶりで美味しかったから感動しちった!」
璃夢「そんな!僕の料理が口に合ってよかったです」
胡桃先輩は私が思っているより心の傷が深い人なのかもしれない。
私が癒してあげたいなんて身の程知らずなこと言わない。けど、心の傷を気にする暇もないくらい楽しい時間を過ごしてほしい!
いま私は胡桃先輩のペット期間なんだから楽しい時間提供できるように頑張ろ!
《ペットになることを認めた瞬間だった》
璃夢「もし良かったらなんですけど、胡桃先輩の分のお弁当作ってきてもいいですか?」
理緒「えっ?弁当にも【お】付けちゃうの?可愛っ」
………【お】を付けるから話が進まないわけね?
次からは気を付けよ…
理緒「あ、話を折っちゃってゴメンね!だから【お】つけるの辞めないで!可愛いからそのままで!」
わ、心読まれちゃったよ。なんでわかったんだろ?やっぱりわかりやすいんだよね。
理緒「話戻して…弁当、いいの?」
璃夢「言うなれば僕のワガママに近いので胡桃先輩が良かったらなんですけど…」
チラッ
と胡桃先輩の方を伺って見てみると
理緒「ちょっ、待ってコッチ見ないで」
グリンッ
そう言って私の頭を無理やり正面に向かせた。
うえっ!脳が揺れた!しかも首からゴキッて音がした…。なんでいきなり…?
しばらくの間胡桃先輩が黙ったままだったので私はお弁当を包んでテーブルの上に置いた
残りは胡桃先輩のね!
胡桃先輩、何か迷ってるのかな?返答に時間かかってるけど
理緒「はぁ…よしっ!」
そう思っていたら胡桃先輩が何故か気合を入れていた
理緒「ハムスターちゃん」
あ、もう胡桃先輩の方見てもいいのかな?
璃夢「はい」
くるっと振り返って胡桃先輩を見た。