INFATUATOシンドローム 2
理緒「弁当、お願いしてもいいかな?お金はちゃんと渡すから」
そう言ってポケットから小さい財布を出してお札を二枚渡してきた
理緒「2万円くらいであるかな?」
璃夢「2万!!?」
胡桃先輩も金銭感覚おかしい人の一人だ!
璃夢「2万円なんて多すぎます!」
せめて5千円!なんならお金いらないし!だって私ペットなんでしょ!?
《既にペットである自覚が芽生えている》
理緒「え、でもハムスターちゃんの家ビンボウなんだよね?」
うぐっ、何故知っているんだ?
ウチが貧乏なことはそんなに言い触らしてないはずなんだけど…
《魁璃夢ファンクラブの会員なら周知のこと》
璃夢「だとしてもそんな大金貰えません!」
理緒「大金じゃないとおもうけど…食費ってかかるんだよね?」
まぁ確かにかかるけど…私の量減らせばいい話だし…
理緒「しかも、俺弁当箱持ってないからさ」
弁当箱…あ、ウチも無いや。荘司さん持ってなかったかな?
理緒「だから今日の放課後は俺と一緒に弁当箱を買いに行き、そして材料も買う!そうしよ!」
璃夢「あっ!それいいですね!」
胡桃先輩の好きな大きさのお弁当箱選んでもらえるし、一緒に材料買いに行けば好きな食べ物が何か聞けるし!
理緒「じゃあ帰り迎えに行くから教室で待っててね」
そう言って私の頭を撫でた。
ありゃ、さっきまで私が撫でるほうだったのに今じゃ撫でられるほうになっちゃったよ。
でも、みんな私の頭よく撫でるよね。この話何回もするけど。
ピンポンパンポーンッ
胡桃先輩に頭を撫でられ続けていると、放送が流れた
『生徒の生存を確認します』
そうして流れたのは大和さんの声だった。
えっ!?【生徒の呼び出しをします】じゃなくて【生存確認】の放送!?
だ、だれ?そんな生きてるか死ぬか怪しい人…
知ってる人じゃないことを祈って聞いていると
大和『璃夢ちゃ〜ん!どこに居るんだー!』
生存確認されたのはまさかの自分だった
なんで私!?
理緒「ハムスターちゃん、生存確認されてるね」
璃夢「そうですね。なんででしょう…」