夢物語
「ちょっとこれはやばいですね」
他の参加者はすでに帰宅し、私と西本くん二人きりの駐車場。
これから話は核心に迫るところだったし、ちょっとくらいの雨ならば我慢してこのまま会話を続けようと頑張ったけれど。
とても耐えられないほどの強雨に、会話も中断せざるを得ない。
中途半端なまま、帰宅を余儀なくされてしまう。
相談の継続はあきらめ、続きは帰宅後メールで……と言い出そうとした時だった。
「まだ話も終わっていませんし、よければこれからファミレスでも行って、話の続きをしませんか」
予想外の西本くんからの提案。
ここから車で数分のところに、深夜零時まで営業しているファミリーレストランがある。
「私は大丈夫だけど、西本くんはいいの?」
今日はまだ週の序盤で、帰りが遅くなると明日の仕事に影響が出るのではという心配と。
……自分以外の女性と二人きりで寄り道をすることを、もし彼女が知ったら面白くは思わないんじゃないかという不安。
「全然大丈夫ですよ。ややこしい問題を放っておいて帰ることなど、できるわけないじゃないですか。じゃ行きましょう」
雨がさらに強まってきたこともあり、西本くんは先に車に飛び乗った。
私も自分の車に乗り込み、急いでエンジンをかけて西本くんの後を追った。
他の参加者はすでに帰宅し、私と西本くん二人きりの駐車場。
これから話は核心に迫るところだったし、ちょっとくらいの雨ならば我慢してこのまま会話を続けようと頑張ったけれど。
とても耐えられないほどの強雨に、会話も中断せざるを得ない。
中途半端なまま、帰宅を余儀なくされてしまう。
相談の継続はあきらめ、続きは帰宅後メールで……と言い出そうとした時だった。
「まだ話も終わっていませんし、よければこれからファミレスでも行って、話の続きをしませんか」
予想外の西本くんからの提案。
ここから車で数分のところに、深夜零時まで営業しているファミリーレストランがある。
「私は大丈夫だけど、西本くんはいいの?」
今日はまだ週の序盤で、帰りが遅くなると明日の仕事に影響が出るのではという心配と。
……自分以外の女性と二人きりで寄り道をすることを、もし彼女が知ったら面白くは思わないんじゃないかという不安。
「全然大丈夫ですよ。ややこしい問題を放っておいて帰ることなど、できるわけないじゃないですか。じゃ行きましょう」
雨がさらに強まってきたこともあり、西本くんは先に車に飛び乗った。
私も自分の車に乗り込み、急いでエンジンをかけて西本くんの後を追った。