天然たらしが本気を出す時。
「おはよー」
「あっ、小菜来たよ」
教室に着くなりすぐさま腕を捕まれた。
なになになに?!
驚いてとっさに身構える体制をとる。
「なに変なポーズ取ってるの」
えぇ…、あなた達のせい…。
「ていうか早速始めるよ!」
わけのわからないまま腕を引っ張られ
連れて行かれた先には
「あ、おはよう。小菜ちゃんっ」
今日も安定して可愛い麻里ちゃんが。
ん?でも今日の麻里ちゃんいつもに増して可愛いんだけど!
なんかキラキラしてるしいい香りする…!
思わず
「…麻里ちゃん可愛い…」
そう口に出してしまった。
「え?そうかな?…ありがとうっ。
実はお化粧と髪のセット
いつも以上に頑張ってみたんだ」
そう言って照れくさそう笑った。
可愛すぎだ。
可愛すぎる麻里ちゃんの照れ顔を見て、若干恥ずかしくなっていると
「じゃあ早速、小菜。よろしく」
両側にいる友達二人に、にこりと微笑まれる。
「…え?」
「だーかーら、昨日 言ってたでしょ?」