耽溺愛ークールな准教授に拾われましたー

「んっ」

ビクリと体が跳ねて反射的に顔を引こうとしたが、いつの間にか頭の後ろに添えられた手によって阻まれる。

「んっ、んぅっ…」

引っ込めようとした舌先を、逆に引き込むように吸われた。

湿って柔らかなものが幾度も舌先をなぞる。その度に腰の辺りにゾクゾクとした甘い痺れが走る。
絡まった舌が動く度に立てる水音と、息を吸い込んだ時に出る短い吐息がリビングに響いた。

「んんっあっ、」

舌の裏側を強く撫でられた時、ビリビリと体に電流が流れたように震えた。

次の瞬間、美寧はソファーに背中から崩れ落ちた。
まるで体の中の骨がすべて溶けたかのようだった。

真上から濡れた瞳が見下ろしている。
夜露に映る星屑のように美しいそれを、いつまでも見ていたくなる。

吸い込まれそうになりながらその瞳から目を離せずにいると、それはゆっくりと近付いて来た。

怜の顔があと数センチまで迫った時。

「痛みますか?」

低い声はそう言った。

美寧は何のことか分からなかった。


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