耽溺愛ークールな准教授に拾われましたー
「ママ、美寧ちゃんにお薬を出さないといけないの。たける、もう少しだけ待てる?」
「みぃたんに おすくり?」
「そう。美寧ちゃんお風邪だから、早く良くなるようにママがお薬あげるのよ」
「にがいやつ?」
「そうねぇ……たけるのよりは苦いかも」
それまで母親の顔ばかり見ていた健が、今度はじいっと美寧の方を見た。
丸くて透き通ったビー玉みたいな二つの目が、真っ直ぐ美寧を見詰める。
美寧はこれまで小さな子と触れ合ったことのない。どう接していいか分からないけれど、見ているだけでも可愛いな、とも思う。
じっと自分を見つめてくる小さな瞳から視線を逸らさずに見つめ返していると、とつぜん涼香の膝の上からぴょこんと立ち上がった。健はそのままトコトコと美寧のところまでやってくると、美寧のすぐ横に立った。
布団の上で上半身を起こしている美寧と、健の目線はちょうど同じくらいになる。
間近で見る健はほっぺたがおもちみたいで、ちょっと触ってみたくなった。
(どうかしたのかな?)
不思議に思って首を傾げた時―――
小さな手のひらが美寧の頭にちょんと乗せられた。
「みぃたんに おすくり?」
「そう。美寧ちゃんお風邪だから、早く良くなるようにママがお薬あげるのよ」
「にがいやつ?」
「そうねぇ……たけるのよりは苦いかも」
それまで母親の顔ばかり見ていた健が、今度はじいっと美寧の方を見た。
丸くて透き通ったビー玉みたいな二つの目が、真っ直ぐ美寧を見詰める。
美寧はこれまで小さな子と触れ合ったことのない。どう接していいか分からないけれど、見ているだけでも可愛いな、とも思う。
じっと自分を見つめてくる小さな瞳から視線を逸らさずに見つめ返していると、とつぜん涼香の膝の上からぴょこんと立ち上がった。健はそのままトコトコと美寧のところまでやってくると、美寧のすぐ横に立った。
布団の上で上半身を起こしている美寧と、健の目線はちょうど同じくらいになる。
間近で見る健はほっぺたがおもちみたいで、ちょっと触ってみたくなった。
(どうかしたのかな?)
不思議に思って首を傾げた時―――
小さな手のひらが美寧の頭にちょんと乗せられた。