転生令嬢は小食王子のお食事係
ドレスがずり落ちないよう、胸元を押さえながらソファにちゃんと座る。片手を背中に持っていくとほどかれた紐が手に触れた。
見るとリボンはさっき立っていた本棚の前に落ちている。
もう、なんなのこの王子!
いきなり襲ってくるなんて……!!
泣きそうになりながらどうにか背中の紐を手探りで引き、緩んだドレスを締め直す。幸いにも完全に紐が解かれたわけじゃなく緩ませた程度だったので、締め直せばどうにかなりそうだ。
ドレスはひとりで着るのが難しい仕組みになっているので、マリオンにいつも着付けてもらっている。
直すとはいえ、鏡もないところで後ろ手に結ぶのはかなりおぼつかない。ここに着いたときのようにきっちりはできない。
マリオンが見たらすぐ気づくだろうな……。
どうにか紐を結ぶと、目の前にリボンが差し出された。
「どうやら勘違いだったみたいだ」
見るとリボンはさっき立っていた本棚の前に落ちている。
もう、なんなのこの王子!
いきなり襲ってくるなんて……!!
泣きそうになりながらどうにか背中の紐を手探りで引き、緩んだドレスを締め直す。幸いにも完全に紐が解かれたわけじゃなく緩ませた程度だったので、締め直せばどうにかなりそうだ。
ドレスはひとりで着るのが難しい仕組みになっているので、マリオンにいつも着付けてもらっている。
直すとはいえ、鏡もないところで後ろ手に結ぶのはかなりおぼつかない。ここに着いたときのようにきっちりはできない。
マリオンが見たらすぐ気づくだろうな……。
どうにか紐を結ぶと、目の前にリボンが差し出された。
「どうやら勘違いだったみたいだ」