転生令嬢は小食王子のお食事係
「はあ、やっと着いた……」
ようやくたどり着いた離れを前にして、私は息を吐く。
第二王子の執務室を出て、そのうち会った使用人に離れの場所を聞けばいいかと進んだはいいものの、その使用人がまったくいなかったのだ。
王妃宮より少し小さいものの、それなりの広さがある王子宮なのに使用人をまったく見ないというのはとても不思議だった。
ただ、屋敷のそこここを見ると掃除が行き届いていないのか、うっすらと埃がたまっているところがあった。窓も微妙に曇っていたり、明らかに手入れ不足が見受けられた。
王子宮だよね?と首を傾げたくなる状態だ。
人を雇うお金がないのか?とも思うけど、第二王子なんだからそれはないはずだ。
あまり帰ってこないからあえてそうしているのか、なんなのか。
思えば執務室に案内されたのにお茶の一杯も出てこなかったしね。歓迎されていないんだなとは思ったけど、もしかしたらそれ以前の問題なのかも……?
「これも王妃様にご報告した方がいいかもしれない」
屋敷の管理に関しては部外者が口出すべきではないけど、王子が生活するところとしてはふさわしくないと思う。
ようやくたどり着いた離れを前にして、私は息を吐く。
第二王子の執務室を出て、そのうち会った使用人に離れの場所を聞けばいいかと進んだはいいものの、その使用人がまったくいなかったのだ。
王妃宮より少し小さいものの、それなりの広さがある王子宮なのに使用人をまったく見ないというのはとても不思議だった。
ただ、屋敷のそこここを見ると掃除が行き届いていないのか、うっすらと埃がたまっているところがあった。窓も微妙に曇っていたり、明らかに手入れ不足が見受けられた。
王子宮だよね?と首を傾げたくなる状態だ。
人を雇うお金がないのか?とも思うけど、第二王子なんだからそれはないはずだ。
あまり帰ってこないからあえてそうしているのか、なんなのか。
思えば執務室に案内されたのにお茶の一杯も出てこなかったしね。歓迎されていないんだなとは思ったけど、もしかしたらそれ以前の問題なのかも……?
「これも王妃様にご報告した方がいいかもしれない」
屋敷の管理に関しては部外者が口出すべきではないけど、王子が生活するところとしてはふさわしくないと思う。