キミの溺愛は甘すぎる。
「でももう真面目に勉強するって約束したからな、勉強しようか」
こんなにも思い切った行動を起こしているというのに、意地の悪い人。
どうも私をいじめることが大好きらしい。
ふるふると首を横に振ったけれど、優翔は私の口から聞くまで受け入れてくれないようだ。
諦めて優翔から離れる道を選ぶ。
もちろん優翔が粘ることもなく、すんなりと離してくれて。
結局こんなものなのだ。
優翔にとって私という存在は、所詮。
お互いテーブルを挟み、向き合って座ったけれど、優翔は穏やかな表情のまま勉強を再開してしまう。
それが不満で仕方がない。
どうして私だけがこんな風に感情を揺さぶられないといけないんだ。