キミの溺愛は甘すぎる。
「それまでは俺と未央で看るからね。
まず汗もかいてるだろうし、着替えようか。
未央、俺は外に出てるから着替え手伝ってあげて」
「わ、わかった…!」
未央ちゃんはすぐ動いてくれ、拓哉さんもニコッと優しい笑みを浮かべた後、部屋の外へと出た。
「じゃあ着替えようっか。
楽な体勢でいいからね」
「うん…ありがとう」
未央ちゃんは何度も気遣いの言葉をかけてくれ、さらに着替えを手伝ってくれた。
私自身、思うように体が動かすことができず、思った以上にひどい状態らしい。
「お腹は空いてる?」
着替え終わるとまた横になった私に、未央ちゃんは心配した様子で聞いてくれた。