キミの溺愛は甘すぎる。




「ま、待って何し…っ」


今度は舌を這われるものだから、体がビクッと反応してしまい。

体をよじっても、背中に手をまわされているため動けない状態である。



何これ、何これ。
嫌だと思っていても体は違う反応をしてしまう。

ビクッと跳ね、這われた部分が熱を帯びている。



「気持ちいい?」

ようやく優翔が口を開いたかと思えば、意地悪っぽくわざと耳元で聞いてきて。

また体が震える。


「何、して……やっ」

恥ずかしさで顔も熱くなる中、今度は耳までも噛み付いてきて舌を這わせてくる。



「反省しなよ?
全部、鈴華が悪いんだからね」


視界が涙で滲む中、ようやく優翔が耳元から離れたけれど。

今度は熱くなっている顔を覗き込まれる。

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