追放された悪役令嬢ですが、モフモフ付き!?スローライフはじめました
「苦しいなぁ」
……なにより、カーゴを示す方程式は『カーゴ=未来の皇帝陛下=プリンス≒建国の神様』とますます複雑になっているのだ。
これ以上、面倒事を抱えては頭から火が出そうだ。とにもかくにも、まずは頭を冷やしたい。
さて、カーゴになんと答えたものか……。
「苦しい、か……」
すっかり物思いに浸っていると、心の中でつぶやいたはずの台詞が、頭上のカーゴに反復された。
……やだ、悪いことをしちゃったわ。
どうやら私は、意図せず心の声を漏らしてしまっていたらしい。申し訳なさを覚えつつ、頭上のカーゴに目線を向ける。
するとなぜか、見上げた先には満面の笑みを浮かべるカーゴが……!
え!? この状況で、いったいどこに笑う要素があったっけ!? まばゆいばかりのカーゴ笑みを前にして、私の脳内は大混乱に陥った。
「同じだな。俺も、アイリーンが愛おしすぎて胸が苦しいんだ。……アイリーン、君は俺とずっと一緒だ。君がプリンセスだ」
カーゴが私の指先をキュッと掴る。その直後、手の甲にやわらかな感触が押しあてられた。
っ!
……なにより、カーゴを示す方程式は『カーゴ=未来の皇帝陛下=プリンス≒建国の神様』とますます複雑になっているのだ。
これ以上、面倒事を抱えては頭から火が出そうだ。とにもかくにも、まずは頭を冷やしたい。
さて、カーゴになんと答えたものか……。
「苦しい、か……」
すっかり物思いに浸っていると、心の中でつぶやいたはずの台詞が、頭上のカーゴに反復された。
……やだ、悪いことをしちゃったわ。
どうやら私は、意図せず心の声を漏らしてしまっていたらしい。申し訳なさを覚えつつ、頭上のカーゴに目線を向ける。
するとなぜか、見上げた先には満面の笑みを浮かべるカーゴが……!
え!? この状況で、いったいどこに笑う要素があったっけ!? まばゆいばかりのカーゴ笑みを前にして、私の脳内は大混乱に陥った。
「同じだな。俺も、アイリーンが愛おしすぎて胸が苦しいんだ。……アイリーン、君は俺とずっと一緒だ。君がプリンセスだ」
カーゴが私の指先をキュッと掴る。その直後、手の甲にやわらかな感触が押しあてられた。
っ!