クローゼットに飛び込んだら、そこはイケメン天国(パラダイス)~これってもしやシンデレラストーリー!?




「……もう良いのか?」

「はい、ご馳走様でした。」

死体を見た時はびっくりしたけど、料理になったらなんだかとても美味しそうなにおいがして…
お腹もすいてたし、恐る恐る食べてみたら、これがまた柔らかくてジューシーで…
結局、完食してしまった。
他には、野菜の煮物みたいなものもあったけど、それもとても美味しかった。



「……君のような若い女が、こんな所で何をしている?」

「え?そ、それが…よくわからないんです。」

「よくわからない?どういうことだ?」

「それは……あ、その前にあなたのことを教えて下さい。」

「……私の何が知りたいんだ?」

「えっと…お、お名前とか…」

男性は小さく溜め息を吐いた。



「私の名はネイサン。
モルガーナから来た。」

「ネイサンさん…モルガーナっていうのは?」

私がそう言うと、ネイサンさんは驚いたような顔をした。
え?私、何かおかしなこと、言った?



「まさか、モルガーナを知らないって言うんじゃないだろうな?」

え?そんなに重要なこと?
あ…もしかしたら、モルガーナっていうのはどこかの国の都市名なのかな?
そっか…この人、今の自分の状況がわかってなくて、自分の故郷の近くにいると思い込んでるんだ、きっと。
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