北向き納戸 間借り猫の亡霊 Ⅰ
「あの……」
「はい」
「ごはんは3回、食べなくちゃダメ?」
「は?」
自分の耳を疑った。ゴハンの話、してた?
「いまはだいたい朝寝て夕方に起きてるから、昼は作ってもらっても食べれない。なんなら朝も、なくてもいいけど」
「そうですか……1食しか作らないとなると家政婦の存在意義が薄れる気もしますが……じゃあ休日はどうされてるんですか? 休む曜日とか決めてます?」
「仕事がないときが休み。そのときは時間に関係なくダラダラ寝てる。猫がいたときは、ゴハンの時間だけは起こされてたけど」
「起きられるんなら起きましょう。猫ちゃんが居るつもりで、ごはんは食べましょう。お給金のぶんは働かせてください。ほかにご要望は?」
「ない」
「はい」
「ごはんは3回、食べなくちゃダメ?」
「は?」
自分の耳を疑った。ゴハンの話、してた?
「いまはだいたい朝寝て夕方に起きてるから、昼は作ってもらっても食べれない。なんなら朝も、なくてもいいけど」
「そうですか……1食しか作らないとなると家政婦の存在意義が薄れる気もしますが……じゃあ休日はどうされてるんですか? 休む曜日とか決めてます?」
「仕事がないときが休み。そのときは時間に関係なくダラダラ寝てる。猫がいたときは、ゴハンの時間だけは起こされてたけど」
「起きられるんなら起きましょう。猫ちゃんが居るつもりで、ごはんは食べましょう。お給金のぶんは働かせてください。ほかにご要望は?」
「ない」