クールな次期社長の溺愛は、新妻限定です
「前も言ったけど、汐里は隙がありすぎだ。よくそれで今まで無事だったな。心配になる」
彼の声にからかいはなく真面目に言っているのが伝わってきて、私は肩を縮めた。
「ごめん。……でも亮じゃなかったら、そもそも部屋についていかなかったよ」
言い訳と捉えられても、これだけは言っておきたい。久しぶりの再会に戸惑う中、亮の強引さがあったとはいえ、本当に嫌なら私は絶対に拒否している。
「だから私、亮と別れてから誰とも経験なくて……」
口にして、そこまで言う必要はなかったと気づく。しかし時すでに遅し。またからかわれてしまうかも、と心配していると返答ではなく、むしろキスで続きは封じられる。
「ふっ、ん」
先ほどよりも性急で、あっさりと深い口づけに移行する。舌を絡めとられ口内を蹂躙されていく。
歯列をなぞられ、体が勝手に震えた。思わず彼のスーツをぎゅっと掴むと、うしろに倒され背中にベッドの感触がある。
そうなると主導権は亮が握る一方だ。いつのまにかドレスも脱がされて彼の手が直接肌に触れる。
緊張と期待と様々な感情が混ざり合って、体に熱がこもる。
名残惜しく唇が離れると、私は上になっている亮をじっと見つめた。スーツの上着を脱いで乱暴にネクタイを緩める姿はなんともいえない色気がある。
別れてから五年近くも経ったんだ。整った顔立ちはさらに精悍になって、冷たさを伴う雰囲気は逆に人々を魅了する。
「見惚れたか?」
不躾に見ていたからか、亮がおかしそうに尋ねてくる。
彼の声にからかいはなく真面目に言っているのが伝わってきて、私は肩を縮めた。
「ごめん。……でも亮じゃなかったら、そもそも部屋についていかなかったよ」
言い訳と捉えられても、これだけは言っておきたい。久しぶりの再会に戸惑う中、亮の強引さがあったとはいえ、本当に嫌なら私は絶対に拒否している。
「だから私、亮と別れてから誰とも経験なくて……」
口にして、そこまで言う必要はなかったと気づく。しかし時すでに遅し。またからかわれてしまうかも、と心配していると返答ではなく、むしろキスで続きは封じられる。
「ふっ、ん」
先ほどよりも性急で、あっさりと深い口づけに移行する。舌を絡めとられ口内を蹂躙されていく。
歯列をなぞられ、体が勝手に震えた。思わず彼のスーツをぎゅっと掴むと、うしろに倒され背中にベッドの感触がある。
そうなると主導権は亮が握る一方だ。いつのまにかドレスも脱がされて彼の手が直接肌に触れる。
緊張と期待と様々な感情が混ざり合って、体に熱がこもる。
名残惜しく唇が離れると、私は上になっている亮をじっと見つめた。スーツの上着を脱いで乱暴にネクタイを緩める姿はなんともいえない色気がある。
別れてから五年近くも経ったんだ。整った顔立ちはさらに精悍になって、冷たさを伴う雰囲気は逆に人々を魅了する。
「見惚れたか?」
不躾に見ていたからか、亮がおかしそうに尋ねてくる。