副社長の歪んだ求愛 〜契約婚約者の役、返上させてください〜
啓太さんとバーへ行くことが、なんだか楽しみなような、緊張するような、よくわからない気持ちを抱きながら、土曜日を迎えた。
午前中に家事を終わらせて、読みかけの本を手にすごすものの、なんだか集中できない。
本の内容なんて、少しも入ってこない。
だめだ……私、いったいどうしちゃったんだろう……
約束の時間ちょうどに、啓太さんから電話があり、急いで外へ出た。
「美鈴、待たせたね」
「いえ。約束の時間通りですよ」
「そう?ならよかった。今日は、バーへ行くからタクシーにしたよ」
「はい。ありがとうございます」
タクシーに乗り込むと、啓太さんが行き先を告げた。
「美鈴。まずは、美鈴の服を見に行くよ。今の服もよく似合っていてかわいいけど、今夜は僕の手で、さらにかわいくするから付き合って」
「は、はい」
なんか、言い方が……
啓太さんと話すと、恥ずかしくなるばかりだ。
経験が乏しく、融通の利かない私には、とてもじゃないけど、対等に話せない。
午前中に家事を終わらせて、読みかけの本を手にすごすものの、なんだか集中できない。
本の内容なんて、少しも入ってこない。
だめだ……私、いったいどうしちゃったんだろう……
約束の時間ちょうどに、啓太さんから電話があり、急いで外へ出た。
「美鈴、待たせたね」
「いえ。約束の時間通りですよ」
「そう?ならよかった。今日は、バーへ行くからタクシーにしたよ」
「はい。ありがとうございます」
タクシーに乗り込むと、啓太さんが行き先を告げた。
「美鈴。まずは、美鈴の服を見に行くよ。今の服もよく似合っていてかわいいけど、今夜は僕の手で、さらにかわいくするから付き合って」
「は、はい」
なんか、言い方が……
啓太さんと話すと、恥ずかしくなるばかりだ。
経験が乏しく、融通の利かない私には、とてもじゃないけど、対等に話せない。