副社長の歪んだ求愛 〜契約婚約者の役、返上させてください〜
そして始まった就職活動。
短大ってだけで、最初からいい顔をしない会社もあった中で、私は必死に自分の売りをアピールした。
そこを評価してくれたのが、Y.Sパートナーズだ。
この会社は、人事権を社長と副社長が持っていて、面接官もその2人だった。
「主に、秘書ができる人が欲しいんです。それから……なんでも屋のようになってしまうんだけど、経理とか社内整備も掛け持ちできる人員を補填したくてね。うちはそんなに大きな会社じゃないから、みんなが掛け持ちしてるような感じなんだ。
佐山さんの履歴書を見ると、うってつけなんだ。うちで頑張ってみないか?」
そんなふうに副社長の篠原さんに言われ、雇ってもらうことになった。
働き出してからも、何度か母に上京をしないかと誘ったものの、毎回断られていた。
数ヶ月に一回、私が帰省するというスタイルがあたりまえのようになっていった。
短大ってだけで、最初からいい顔をしない会社もあった中で、私は必死に自分の売りをアピールした。
そこを評価してくれたのが、Y.Sパートナーズだ。
この会社は、人事権を社長と副社長が持っていて、面接官もその2人だった。
「主に、秘書ができる人が欲しいんです。それから……なんでも屋のようになってしまうんだけど、経理とか社内整備も掛け持ちできる人員を補填したくてね。うちはそんなに大きな会社じゃないから、みんなが掛け持ちしてるような感じなんだ。
佐山さんの履歴書を見ると、うってつけなんだ。うちで頑張ってみないか?」
そんなふうに副社長の篠原さんに言われ、雇ってもらうことになった。
働き出してからも、何度か母に上京をしないかと誘ったものの、毎回断られていた。
数ヶ月に一回、私が帰省するというスタイルがあたりまえのようになっていった。