副社長の歪んだ求愛 〜契約婚約者の役、返上させてください〜
「大丈夫ですよ。予定はありませんから。それに、もし結婚しても、仕事は続けるつもりですから。ただ……いつかは実家に帰るつもりですから。結婚するとしたら、そっちの人とかなあ」

「そっか。美鈴ちゃん、田舎にお母さんが一人でいらっしゃるんだったね」

田中さんの言葉に、優しい母の顔を思い浮かべる。

「はい。私は母を助けるために、仕事は続けたいんです」








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