副社長の歪んだ求愛 〜契約婚約者の役、返上させてください〜
「そうでしょ。美鈴ちゃんは、今週末にドレスを見にいくんだよね」
ニヤニヤしたまま私を見て、わざとらしく確認してくる。
「その予定でいますけど……」
「これまで他の者が同行してたんですけど、これからはしばらく、佐山が同行することになったんです。早急にドレスをそろえるところなんですよ」
「そうでしたか。佐山さん、どこか贔屓にしているお店でもあるんですか?」
「いえ。特にはないので、篠原に紹介されたショップへ行ってみるつもりです」
「それならちょうどいい。私に選ばせてもらえませんか?」
「えっ?」
「実は、最近うちでもドレスの取り扱いを始めたんです。手頃なものから、本格的なものまであるんですよ。ブランドものもあるので、選択肢はそこそこそろってます。社外の方に意見を伺いたくて、知り合いの方に声をかけさせていただいているんです。モニターのようなことをお願いすることになりますが。よろしければ、どうですか?佐山さん」
「えっと……」
ニヤニヤしたまま私を見て、わざとらしく確認してくる。
「その予定でいますけど……」
「これまで他の者が同行してたんですけど、これからはしばらく、佐山が同行することになったんです。早急にドレスをそろえるところなんですよ」
「そうでしたか。佐山さん、どこか贔屓にしているお店でもあるんですか?」
「いえ。特にはないので、篠原に紹介されたショップへ行ってみるつもりです」
「それならちょうどいい。私に選ばせてもらえませんか?」
「えっ?」
「実は、最近うちでもドレスの取り扱いを始めたんです。手頃なものから、本格的なものまであるんですよ。ブランドものもあるので、選択肢はそこそこそろってます。社外の方に意見を伺いたくて、知り合いの方に声をかけさせていただいているんです。モニターのようなことをお願いすることになりますが。よろしければ、どうですか?佐山さん」
「えっと……」