副社長の歪んだ求愛 〜契約婚約者の役、返上させてください〜
緊張しながら、案内されたフィッティングルームで着替えていく。
体に程よくフィットして、首元のカットも、スッキリ見せてくれるデザインだった。
「佐山さん、どうですか?」
「はい。すごく着心地が良いです」
「開けていただけますか?」
「はい」
緊張を隠して、そっと扉を開けた。
東山さんの顔を見上げると、見間違いでなければ、一瞬目を見開いた気がする。
でも次の瞬間には、人当たりの良い、いつもの笑顔にもどっていた。
「とてもお似合いですよ。佐山さんは色白なので、ダークな色味はどれも似合うと思います。ご自分ではいかがですか?」
「自分に何が似合うのか、わからなくて……」
「好きな色や形など、どういうものがいいのか、好みはありますか?」
言い澱む私に、東山さんは質問を変えて促してくれる。
「好みですか……派手すぎず、動きやすければ……」
体に程よくフィットして、首元のカットも、スッキリ見せてくれるデザインだった。
「佐山さん、どうですか?」
「はい。すごく着心地が良いです」
「開けていただけますか?」
「はい」
緊張を隠して、そっと扉を開けた。
東山さんの顔を見上げると、見間違いでなければ、一瞬目を見開いた気がする。
でも次の瞬間には、人当たりの良い、いつもの笑顔にもどっていた。
「とてもお似合いですよ。佐山さんは色白なので、ダークな色味はどれも似合うと思います。ご自分ではいかがですか?」
「自分に何が似合うのか、わからなくて……」
「好きな色や形など、どういうものがいいのか、好みはありますか?」
言い澱む私に、東山さんは質問を変えて促してくれる。
「好みですか……派手すぎず、動きやすければ……」