目覚めると、見知らぬ夫に溺愛されていました。
「じゃあ、俺と行こう!」

「えっ!?あの……でも……」

「嫌かな?迷惑?」

俺は百合を覗き込んで言った。
彼女が押しに弱いのは昔からだ。
それにつけこむのはどうかと思うが、今はなんとしても百合に食事をさせないと。

「迷惑なんて……」

「決まりだね。このまますぐ行こう」

「ま、待って!あのこんな格好だし……」

百合は着ていた服を恥ずかしそうに隠した。
こんな格好……って言うが、すごく可愛いいんだけど?
そう言ったところで、女性が納得しないのは承知している。

「じゃあ着替える?ここで、待ってるから」

どうも引き下がる気配がない、と思ったのか、百合は諦めて着替えに戻る。
それから約3分後、更に可愛くなって出てきた百合と俺は夕食へと出掛けた。
< 130 / 285 >

この作品をシェア

pagetop