目覚めると、見知らぬ夫に溺愛されていました。
私が別荘に来て、暫くは何事もなく過ぎたけど、2日目の夕方、事態は動き出した。
麓の街で例の女性を見かけたという情報が入ったのだ。
相島さんと見られる女性は、街をふらりと一周したあと、すぐに姿を消したそうだ。

そして、そのことを告げに柾さんが別荘にやって来た。

名目は、絵画の搬入と浴衣の配達。
出来るだけ私に知られたくないという蓮司さんの思いを汲んで、柾さんが気を使ってくれたのだ。
何やらこそこそと2人で話していたのはこの事だったのか!
と、後から聞いて納得した。
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