マスクの最強少女
「ただいま〜、海人連れてきたよ!」
広い玄関に入ると
「え!海ちゃんきたの!」
って沢山のチビが俺に突進してきた
「痛ぇわお前ら!笑
お、優希デカくなったなぁ。仁もかっこよくなってんじゃん」
前に来たのは半年くらい前か…
育ち盛りの成長はすごい
「相変わらず海人さんはかっこいいっすね。まだ女遊びしてんすか?笑」
「もうしてねーから笑
お前も十分かっこいいよ」
こいつは優希。俺や圭人の2つ下
中3だな。
今日ここにいるのは8人、前にきた時には10人だったから…
「…あの2人、家決まったのか?」
「あぁ、従兄弟ん家に引き取られたんだ
あのうるさい2人いないと静かだよなー笑」
そう、ここは養護施設。
ここには高校3年生までの男の子たちが暮らしている
圭人もその中の1人だ
あちこちから、海ちゃん!海人くん!と手を引っ張られ、ねぇねぇと話しかけられる
「待て待て一旦落ち着け。笑
1人ずつ聞くから、順番な?」
と答えると
「その話し方がなんかタラシ。」
って圭人に言われる始末…
いや普通に話してるだけなんだけど?