マスクの最強少女



さっきの音の原因であろう床に散らばった本

その本棚の上にさっきまであった眼帯を外した神代さんがいる


ここの本棚は大体3メートル弱

横には脚立とか、何か上れるようなものもない



どうやって…

そう思った次の瞬間

綺麗に回転しながら静かに飛び降りた


「………。」


あまりの出来事に唖然としてしまう、


再び違う本棚に登ろうと、助走をつけた彼女と


…目が合ってしまった。



「………。」
「………。」



「…あ、あははっ!びっくりしましたよ〜、

さっきここで本を読んでたら、本棚の上にケータイのストラップが弾き飛ばされちゃって…」


先に沈黙を破ったのは神代さん

だけどもね、神代さん。俺は君に抱いていた疑問や違和感に拍車がかかったよ。


「…アクロバットがとくいとはきいていたけど、すごいね」


「そ、そうですか?笑

まぁ、この暦書たちの上に登るのには抵抗がありましたけど…笑」


「ここ鍵かかってなかったの?」


「…職員室で貸していただいたんです!ちょうど担任の先生がいて、」



< 18 / 121 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop