マスクの最強少女
さっきの音の原因であろう床に散らばった本
その本棚の上にさっきまであった眼帯を外した神代さんがいる
ここの本棚は大体3メートル弱
横には脚立とか、何か上れるようなものもない
どうやって…
そう思った次の瞬間
綺麗に回転しながら静かに飛び降りた
「………。」
あまりの出来事に唖然としてしまう、
再び違う本棚に登ろうと、助走をつけた彼女と
…目が合ってしまった。
「………。」
「………。」
「…あ、あははっ!びっくりしましたよ〜、
さっきここで本を読んでたら、本棚の上にケータイのストラップが弾き飛ばされちゃって…」
先に沈黙を破ったのは神代さん
だけどもね、神代さん。俺は君に抱いていた疑問や違和感に拍車がかかったよ。
「…アクロバットがとくいとはきいていたけど、すごいね」
「そ、そうですか?笑
まぁ、この暦書たちの上に登るのには抵抗がありましたけど…笑」
「ここ鍵かかってなかったの?」
「…職員室で貸していただいたんです!ちょうど担任の先生がいて、」