*続*不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
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「なつさん…急に押し掛けてごめんなさい」
「遠慮なんてしないで?
さんざんしゅうがお邪魔してたんだから」
泣きはらした目で訪れた片瀬さんの家で、なつさんと片瀬さんは私の顔を見て少し困ったように笑いながら優しく迎え入れてくれた。
実家に帰らずにここを頼ってしまった私は、まだ自分の気持ちの整理がちゃんとついていないからなんだろう。
わざと怒らせるような酷い言葉を投げつけて、嫌われようとしたのに、蓮司の言葉はなにひとつちゃんと聞かずに別れ話を一方的にして飛び出してきた。
自分のしてきたことに心が酷く痛んだ。
「だいたいのことはわかってるけど何があったか聞いてもいい?
それとも言いたくない?」
コーヒーを入れてくれているなつさんにかわり、片瀬さんが聞いてきた。
「式が終わったら離婚するんです」
「「えっ!!」」
キッチンにいたはずのなつさんが、私の言葉に飛び出してきて、隣に座り私の手をぎゅっと握り締めた。
「…離婚するなら式も中止にするべき…ですかね…?
お祝いを頂いてすぐに離婚って、決まってるなら皆さんに失礼ですよね…」
「明莉ちゃん」
「ケーキも…早くキャンセルしないと颯馬さんにももうしわけないですね…」
「明莉ちゃん」「明莉ちゃん!!」
なつさんに抱き締められて二人が私の名前を何度も呼んでいることに気がついた。
「うぅっっ…」
再び涙が溢れだして、なつさんの腕の中で号泣した。
「なつさん…急に押し掛けてごめんなさい」
「遠慮なんてしないで?
さんざんしゅうがお邪魔してたんだから」
泣きはらした目で訪れた片瀬さんの家で、なつさんと片瀬さんは私の顔を見て少し困ったように笑いながら優しく迎え入れてくれた。
実家に帰らずにここを頼ってしまった私は、まだ自分の気持ちの整理がちゃんとついていないからなんだろう。
わざと怒らせるような酷い言葉を投げつけて、嫌われようとしたのに、蓮司の言葉はなにひとつちゃんと聞かずに別れ話を一方的にして飛び出してきた。
自分のしてきたことに心が酷く痛んだ。
「だいたいのことはわかってるけど何があったか聞いてもいい?
それとも言いたくない?」
コーヒーを入れてくれているなつさんにかわり、片瀬さんが聞いてきた。
「式が終わったら離婚するんです」
「「えっ!!」」
キッチンにいたはずのなつさんが、私の言葉に飛び出してきて、隣に座り私の手をぎゅっと握り締めた。
「…離婚するなら式も中止にするべき…ですかね…?
お祝いを頂いてすぐに離婚って、決まってるなら皆さんに失礼ですよね…」
「明莉ちゃん」
「ケーキも…早くキャンセルしないと颯馬さんにももうしわけないですね…」
「明莉ちゃん」「明莉ちゃん!!」
なつさんに抱き締められて二人が私の名前を何度も呼んでいることに気がついた。
「うぅっっ…」
再び涙が溢れだして、なつさんの腕の中で号泣した。