*続*不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
「明莉ちゃんは香田くんと別れたいの?」

なつさんが私の頭を撫でながらやさしく聞き、その問いかけに私は頭を振る。

「香田くんのことは嫌い?」

「大…好き…」

「じゃあなんで別れるの?
別れる必要なんてないじゃない。

…香田くんが許せないの?」

「……」

頭をふりながらもう一度激しく私は泣いた…。

「朝陽さんが…もっと嫌な人だったらよかったのに…

朝陽さんのことも蓮司のことも嫌いになれたらよかったのに…

許せないのは信じられない自分自身。

二人を邪魔してる私が嫌いで許せない」
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