彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)


「いや、あの・・・映画を3つだけに絞るのはちょっと・・・」

「え?けど、すぐ見れるのは、この3つだけだろう?」

「そうですけど、違~~~~う!!」

恋愛もだよ!?

恋愛映画も、すぐに見れるよ!?

むしろ、上映時間が一番早いのが恋愛映画ですからね!?

現時点で、アクションとコメディとSFよりも、恋愛映画の上映開始までのカウントダウンに入ってますからね!?


(このままじゃダメだ!)



「どうした、凛?」



(天然である瑞希お兄ちゃん相手に、待っていてはダメだ!)

受け身でいては、私の恋愛は上手くいかない!

ガンガン攻めて、言うしかない・・・!

設定上、言いずらいけど!

気持ちて気に恥ずかしいけど!!



「言いたいことあれば、言えよ??」

「~~~~~わかりましたぁー!!」


わかったよ、ロマンスの神様!

恋の女神さま!

言いますよ!



(ストレートに恋愛映画が見たいと、言えばいいんでしょう!?)



半分やけくそになる。

恋愛の神様が与えた試練(!?)に悶えつつ、顔が熱くなるのを感じながら言った。



「れ、恋愛映画を!」

「ん?」

「こっ・・・・候補に入れましょう!」



再度勇気を振り絞って告げる。



「ぼ、僕は!れ、れれれれ、恋愛映画でも平気です!モニカちゃんは女子だからといいますが、ふ、普通に男子だって恋愛映画を、み、見ますよ?」


デートの時とかにっ!!


(だから恋の女神様お願い!!)



瑞希お兄ちゃんがナシと言った、恋愛映画のタイトルの表示を指さす。



「こ、今後の参考にしたいので―――――――――!!」



今度こそ、瑞希お兄ちゃんと恋愛映画!!



「れっ・・・れ、れ、れ、れ、れれれれ、れ!!恋愛映画を見ませんかっ・・・!?」



かなり言葉に詰まったけど、言いたいことは言えた。



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