彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)


「ははは!すげー安心感のある面だな?心配しなくても、まだまだ俺らの順番まで来ねぇよ。」

「え!?あ、はい!あははは!」

(別の意味でホッとしてたんだけど・・・そんなに表情に出てた!?)


鋭い相手の洞察力に、内心動揺しながらも、笑ってごまかす。


「ところで~館内で食べるものは、もう決められたのですか?」


ついでに、そのまま話題を購入品へとうつす。

私の問いかけに、瑞希お兄ちゃんは笑顔で答えてくれた。


「ああ!俺はドリンクとポップコーンのコンボセットとホットドックとフライドポテトとフライドチキンだな。」

「がっつり食べますね!?」


ごまかせたことに、ホッとしながら話をつなぐ。


「お腹減ってたんですか?」

「まぁな~凛は腹へってないのか?」

「僕は~」

そこまで食べれない。

「お腹すいてますが、それだけあれば足りますので。」

「育ち盛りの男子だろう?遠慮すんなよー?」

「いえいえ、育ち盛りでも、人それぞれですので大丈夫ですよ。」

「そうかぁ?」



(実際は、男子じゃなくて女子だしね。)


幸い、私の時代の男子は、草食系や肉食系とバラエティーに富んだ男の子達がいる。

これが一昔前だったら、ごまかすのも大変だったと思う。


(良い時代に生まれたわ~)



〔★凛の感謝するポイントが独特だ★〕



「マジで食べたいもんあったら、頼めよ?言えよ?金の心配はしなくていいから。」

「え!?それって―――!?」

「凛の分は俺が払うって言ってんだよ!今日はお前、金使うなよ!?」

「ええ!?いつもそうじゃないですか!?ダメですよ!悪いです!払います!」

「凛、龍星軍の決まりを言ってみろ。」

「え!?」

「初代の言うこと?」

「ぜ・・・絶対服従・・・です・・・。」

「わかればいい。以上!」


こうして今日も、瑞希お兄ちゃんにお金を払ってもらうこととで決まった。



(絶対に!自分で稼ぎ始めたら買えそう!)



それまでは、今日使わせてもらった分の金額も返金リストに書いておこう!



〔★凛はちゃんと記録していた★〕



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