彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)



「悪かったな、オメーら。開店準備任せちまって。」

「気にすんなよ。凛たんがご機嫌なら俺は満足♪楽しかったかぁ~凛たん?」

「はい!最高でした!」

「あたしも最高な気分になりたーい!凛ちゃんに満足させてほしい~♪好きって言ってぇ~!」

「モニカちゃん、好き。」

「きゃあああああ!!つぶらな瞳で言うところがもぉ~~~!あたしも大好きっ!!」

「温度差は感じるがな。凛道、手洗いうがいを早くしろ。その後は、アルコール消毒だ。」

「はい!獅子島さん!あなたのお言葉と食品衛生法に従い、きちんとします!」

「わはははは!凛助~土産の肉食わせろ!!」

「え!?なぜ、お肉だとわかったんですか!?」

「わはははは!!においで一発だろう~!?いただきますっ!!ガブ!」

「ぎゃわー!?それは僕の肉!二の腕の肉!食べないでくださーい!」

「ガブガブガブ!わははははは!!」

「きゃわぁあああ!!」

「テメー皇助!凛で遊ぶなボケ!!」

「そうよ!あたしも甘噛みしたい!」

「事態をややこしくするな、モニカ。」

「凛たん!持って帰った肉をこっちに!パスパース!」

「うわぁぁーん!どうぞ!!」


烈司さんに言われるがまま、フライドチキンの入った袋を男前の方に投げる。



ポーイ!

「わはっ!!」

バッ!

「あっ!?」


宙を舞うフライドチキン入りの袋を、野獣が素早くキャッチした。

大きく開けた口で奪い取る。



「ちょ!?」

(く、くわえた!?)



その受け取り方、人としてどうなのよ!?


(それ人間の動きじゃなーい!!エサを奪い取る時の動物みたいな取り方じゃない!?)



〔★例えるなら、フリスビーをキャッチする犬だ★〕



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