彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)
(まぁ、いい・・・これで良しとしよう。)
ベッドに来てなんて・・・アダルトな誤解を与えそうなカクテルをオーダーしなくてすむむんだから。
(でも意外ね・・・)
てっきり、百鬼あたりは食い下がるかと思ったけど・・・思いのほか素直に同意したわね。
そう思ったのは私だけではなかった。
「てか、意外ー!皇助のことだから、もっと粘って反対すると思ったけど~?」
「わははは!!心配しねぇーでも、まだほかにもエロい酒言葉あるからよぉ~!」
「なっ!?皇助テメー!!セクハラしたいだけかよ!?なんのために、店を閉めてバーに行くと思ってんだ!?」
「そうよ!凛ちゃんに悪い虫がつかないように、しっかり駆除するのが目的でしょう!?」
「瑠華さんは悪い虫じゃないですよ、モニカちゃん!!」
「それでは追加事項として、今夜に限り、『ひわいな意味を持つカクテル言葉』の使用を禁止とする。」
「わはははは!お楽しみは次回に繰り越しだぜ~!!」
「ばかねぇ~相手が次回もお店にいるとは限んないでしょー?」
「それだよな~伊織はこんなカオスな空気でも、強引に自然にまとめるよなぁ~」
「つーか、モニカのセリフ、こえーな!?休日でいないのか、クビになっていないのか、どっちの意味で言ってんだよ!?けど、烈司には同感だな。凛、伊織みたいにどんな時も冷静でいられるように、心がけていくだぞ~?」
「え!?」
「わかってるじゃないか、瑞希。凛道、俺を手本にしてもかまわんから、女には気をつけろよ?」
「は、はい!わかりました!!」
なんとなくだけど・・・ずいぶんと獅子島さんが、丁寧な説明を・・・・優しくしてくれた気がする。
だから、真っ先に思った。
(・・・どこか・・・・・悪いのかな?)
見る限り、ケガはしてなさそうだけど――――――――そうなると、病気!?
(瑞希お兄ちゃんにうつらなきゃいいけど・・・大丈夫かな?)
〔★伊織の親切、凛は素直に受け取れていない★〕