彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)
外野が・・・瑞希お兄ちゃん以外の先輩方が何か言っているみたいだけど、気にしなーい♪
「つーことでな、凛!梅酒は江戸時代からある、歴史あるお酒なんだ!」
「そうなんですか、すごーい♪歴史に詳しい瑞希お兄ちゃんも、かっこいい~!」
『私だけに!!』語りかけてくれる瑞希お兄ちゃんに夢中で、それどころじゃなーい♪
「僕、梅は健康食品だから、お酒になっても、アルコールは弱い物だと思ってました。」
「わはははは!だから簡単に騙せるんだろ~が、凛助!!」
「っ!?・・・悪質ですよ、百鬼さん。」
せっかく、瑞希お兄ちゃんと1対1でトークしていたのに、物騒な単語と共に野獣が割り込んでくる。
「『梅は体にいいから』って言えば、氷の代わりに梅酒の梅を入れた、氷無しのストレート梅酒を飲ませられるからな~!!『ウオッカのロックや水割りははダメでも、梅酒のロックならいけるだろう!?』に納得して、ガバガバ飲んでくれるぜぇ~!?」
「本当に悪質ですよ、百鬼さん!?」
爆弾発言もいいところの、NG要素を持って乱入してくるから質(たち)が悪い。
〔★野獣は、欲望のままに生きている★〕
「ホント、あんたえげつないわねぇ、皇助!?てか、あんた!『バー』で女にお酒飲ませる時は、『ロングアイランドアイスティー』じゃなかったっけ??あのコーラとかいろんなものを混ぜてるレモンティー味のカクテル!」
「わははは!!酒言葉は『希望』だろう!?最近、居酒屋でも出してやがるから、レア度が落ちちまったんだよ!それよりも、『ボトルキープ』してやった方が喜ぶんだよ!!」
「『ボトルキープ』??」
「おう。それも凛には、なじみがなかったな。」
聞いたことない言葉に、百鬼ではなく、瑞希お兄ちゃんの方を見れば、彼は優しく教えてくれた。