彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)
「わっはっはっはっはっはぁー!!凛助はまだまだ女に対してガキだなぁー!!」
「うるせぇよ、皇助!オメーみたいには、絶対にしねぇーからな!?」
「大丈夫です、瑞希お兄ちゃん。なりませんから。」
「わははははは!!凛助が、俺らの黒子ファイブが嫌だってんなら、凛助に一肌脱いでもらおうぜ!」
「ぼ、僕ですか!?」
嫌な予感しかしない、百鬼からの指名。
不快な気持ちで聞き返せば、ギラギラしながら野獣は語る。
「おうよ!凛助!オメーが酒をガンガン飲んで、酔っぱらえ!!酔った勢いで、凛助が相手の姉ちゃんにエロい事させるようにもっていく!それで一発KOだろうー!?わはははは!!」
「それ僕まで、一発で社会的にKOになる作戦じゃないですか!?」
「後は任せろや、凛助!凛助にエロいことされて泣かされた姉ちゃんを俺様が慰めてお持ち帰りすりゃぁ~相手の本音も何もかもわかって、みんなハッピーだぜぇ~!!わはははは!!」
「僕を使って瑠華さんをテイクアウトしないでください、百鬼さん!!その作戦、あなたもアウトですからね、百鬼さん!!しませんよ!?あなたのために悪事は働きませんから!!しませんからね!!?」
するとすれば、瑞希お兄ちゃんのためだけよ!!
〔★瑞希がらみの悪事(!?)、現在進行形で行っている★〕
「皇助、オメーはもう黙れ!!凛、野獣の好きにはさせないから安心しろ!」
「瑞希お兄ちゃん!」
「俺らは、1人の女の本性を暴く予定はあるが、不幸にする予定はない。」
「では、お酒を悪用する予定もないと言ってください!」
「悪用じゃねぇーよ。利用だ。」
「言い方変えても、意味は同じですってば!!」
そこまで言って、ふと気づく。